
国家資格:土地家屋調査士・行政書士。
専門分野:建物滅失登記など不動産の表示登記全般。
職務経歴:開業後24年間、建物滅失登記など現場の実務に基づき、数多くの問題を解決しています。
[土地家屋調査士 寺岡孝幸のプロフィールはこちら]

国家資格:土地家屋調査士・行政書士。
専門分野:建物滅失登記など不動産の表示登記全般。
職務経歴:開業後24年間、建物滅失登記など現場の実務に基づき、数多くの問題を解決しています。
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建物滅失登記の費用は、建物滅失登記を自分でする場合と、
代理人の土地家屋調査士に依頼する場合とで、大きく違ってきます。
どんな違いがあるかと言えば、建物滅失登記を自分ですれば、
手間と時間がかかりますが、費用は安く抑えられます。
逆に、建物滅失登記を土地家屋調査士に依頼すれば、
すべて代理で行ってもらえるので非常に楽な反面、
その分費用がかかるわけです。
建物滅失登記を自分でする場合の費用は、0円~数千円程度、
土地家屋調査士に依頼する場合の費用は、5万円前後が相場です。
そこで、建物滅失登記の申請業務を行っている土地家屋調査士が、
建物滅失登記を自分でする場合と、土地家屋調査士に依頼する場合、
それぞれの具体的な費用をわかりやすく解説いたします。
建物滅失登記の費用と相場についてすべて知っておくと、
あなたにとって最適な選択が可能になります。
文字で読むより、動画の方が10倍早く理解できます。
今回の「建物滅失登記の費用」の重要ポイントを凝縮しました。
まずは一度、下記動画の中央の再生ボタンを押してください。
動画内で解説した「建物滅失登記の費用」については、
このすぐ下の記事に、くわしくまとめてあります。
見落としがないか確認しながら、このまま読み進めてください。
建物滅失登記を自分でする場合の費用としては、
大きく分けて次の2つの費用がかかります。
この1と2の費用について、それぞれ具体的にご説明致します。
建物滅失登記の申請前にかかる費用としては、次の費用が考えられますが、
人によっては、費用が全くかからない人もいます。
上記の内、登記情報又は登記事項(要約書若しくは証明書)と、
建物図面については、お手元に最新の内容のものがあれば、取得は不要です。
ただ、建物の登記情報や建物図面は、取得する書面や取得先によって手数料が異なります。
| 【取得する書面】( )内は取得先 | 【手数料】 |
|---|---|
| 登記情報(登記情報提供サービス) | 1個の建物につき330円 |
| 登記事項要約書(登記所) | 1個の建物につき500円 |
| 登記事項証明書(登記所) | ・書面請求600円(1個の建物) ・オンライン請求で窓口交付490円 ・オンライン請求で送付受取520円 |
| 建物図面(登記情報提供サービス) | 1個の建物につき360円 |
| 建物図面(登記所) | ・書面請求500円(1個の建物) ・オンライン請求で窓口交付440円 ・オンライン請求で送付受取470円 |
また、交通費については、法務局までの距離だけでなく、
電車で行くか、車で行くか、徒歩で行くかによって、
人それぞれ費用に違いがあります。
郵送代についても、郵送しなければ郵送代はかかりませんし、
郵送を利用する場合でも、書留郵便またはレターパックなど、
郵送方法によって費用に多少の違いが出ます。
たとえば、徒歩で法務局まで行ける人は、
交通費も郵送代もかかりません。
また、登記申請書などもすべて手書きで作成する人は、
電気代もほぼかからないことになります。
建物滅失登記の申請後にかかる費用としては、
法務局(登記所)の窓口に、
登記完了書類を取りに行く場合の交通費のみです。
登記完了書類の受け取りを郵送で行う場合には、
郵送代がかかりますが、建物滅失登記の申請時に、
切手等の貼った返送用封筒を提出することになります。
ただ、建物滅失登記についての知識があまりない方の場合、
いろいろと調べたり、必要書類の準備や作成などに、
手間と時間が意外と多くかかってしまいます。
さらに、建物滅失登記の申請書類を法務局に提出した後も、
書類の不備や間違いなどで、
補正作業や取下げ作業をしなければならなくなることもあります。
そこで、建物滅失登記を自分でする流れと全手順については、
「建物滅失登記の流れと全手順!自分でする未登記確認~必要書類~完了まで網羅」で、
くわしく解説しています。
また、建物滅失登記を自分でする方法については、
「建物滅失登記を自分でする方法」をご参照ください。
建物滅失登記を土地家屋調士に依頼する場合の費用としては、
大きく分けて次の2つの費用があります。
それぞれ具体的にご説明致します。
現在、土地家屋調査士の報酬額は、自由に設定できますので、
依頼する土地家屋調査士によって報酬額にばらつきがあり、
地域や滅失した建物の数などによっても報酬額に差が出ます。
ただ、日本土地家屋調査士会連合会が、
建物滅失登記の報酬額調査を行った結果、
建物の取壊しによる滅失登記の全国平均報酬額は、
税抜では48,098円で、税込みでは52,907円となります。


この調査の滅失登記の条件としては、
主たる建物1棟と附属建物1棟の滅失登記で、
土地家屋調査士事務所から現地までは4km、登記所までは6kmで、
建物滅失証明書と、法人の印鑑証明書は、預かり書類という条件です。
建物滅失証明書は、建物取壊し証明書とも言われる書類ですが、
もし、建物滅失証明書の作成等も土地家屋調査士が行う場合は、
数千円程度の費用が加算される場合もあります。
なお、上記の報酬額調査の条件と結果については、
日本土地家屋調査士会連合会のホームページ上で、
土地家屋調査士報酬ガイドの16~17ページに公開されています。
また、日本土地家屋調査士会連合会のホームページでは、
北海道・東北・関東・中部・関西・中国・四国・九州のように、
地域ごとの建物滅失登記の業務報酬統計資料も公開されています。
その結果、建物滅失登記の土地家屋調査士の報酬額は、
大体5万円前後が目安(相場)です。
※ただし、通常、下記2の建物の登記情報などの取得実費もかかります。
土地家屋調査士が建物滅失登記を行う場合にも、
登記情報や建物図面を取得して内容を確認します。
その際の実費(手数料)は立替金となりますので、
登記完了後に、土地家屋調査士から支払いをお願いされます。
そのため、土地家屋調査士に建物滅失登記を依頼する場合、
報酬額(5万円前後)+消費税+実費(立替金)となり、
総額でだいたい5万円~6万円程度になるということです。
建物滅失登記では、すべて自分で行う場合も、
土地家屋調査士に依頼する場合も、登録免許税はかかりません。
建物滅失登記は、自分でする場合も、土地家屋調査士に依頼する場合も、
申請手数料や印紙代もかからないため、法務局に支払う金額は一切ありません。
以上、建物滅失登記の費用について解説いたしました。
なお、建物滅失登記は自分でできるのかどうかや、
滅失登記の費用や必要書類については、
「建物滅失登記は自分でできる?費用や必要書類は?」で、
くわしく解説しています。
もし、建物滅失登記の費用をできるだけ安くしたいという方は、
「誰でも1日で建物滅失登記申請を行い、登記費用をまるまる得する方法」や、
「建物の滅失登記を自分でする方法」をご参照下さい。
また、高知県の建物滅失登記にお困りの方は、
「高知県の建物滅失登記に困っていませんか?」をご確認下さい。